裏磐梯・つばくろ谷


裏磐梯・五色沼


裏磐梯・中津川渓谷

 

◆裏磐梯の紅葉(福島)◆

 みちのくの紅葉の季節、もうすぐでしょう。
 東北には、紅葉の名所が数多くあります。東京では、いま盛んに旅行会社のツアー広告が新聞などに出ています。そんな名所の1つ、裏磐梯は、カメラマンの友人などからも「せっかく東北にいるんだから見に行け」と進められていました。昨年、ようやく時間が取れたので行ってみました。

 紅葉は、なかなかその時期にピッタリとはまることは少ないのですが、福島の裏磐梯は天気こそ曇り、薄日少々でしたが、紅葉の進み具合は満足いくものでした。もちろん、標高が高いところから紅葉していくので、すべてピッタリというわけにはいきませんが。
まず、福島から磐梯吾妻スカイラインに入ります。高湯温泉を過ぎたあたりの、たぶん冬はスキー場になるところの紅葉がまず真っ盛り。気分が良くなりました。続いて、つばくろ谷へ。ここに上がってきたときに、少し霧がかかり、霧雨模様でしたが、展望台から不動沢橋方向の紅葉が、麓の視界の広さもあって豪快です。橋の上から逆方向も見ることが可能ですが、駐車場はもちろんありませんので、混雑しているときはあきらめましょう。「天狗の庭」という展望所をへて、吾妻小富士、浄土平に到着。途中、火山ガス注意の看板がリアルで、思わず窓は閉めました。吾妻小富士周辺はちょうど前夜雪が降ったようで、頂上付近は雪に覆われて、コントラストが絶妙です。

 そこから、一気に五色沼へ。裏磐梯の中でも屈指の名所。平日とはいえ、さすがにここは混雑しています。五色沼は磐梯山の1888年の大噴火で、各所で川がせき止められ、数多くの沼が誕生したといいます。駐車場のスペースもほぼ満杯。やはりバスが多いのは、近隣や関東からのツアーでしょう。五色沼自然探勝路は、五色沼入り口から4キロ弱。毘沙門沼がスタートになります。探勝路はほぼ平坦ですが、一部ぬかるみや上り下りがあるので、歩きやすい服装で。名前の由来ははっきりとは分かりませんが、赤沼、るり沼、青沼などはその水の色からきているのは間違いないでしょう。その色をしていますので。残念ながら曇り空でしたが、日差しが当るともっと色がくっきりすると思います。ゆっくり歩いて1時間少し。散歩気分で、10ほどの沼を探勝路から見られます。この付近は、まだ紅葉7分といったところでしたが、微妙な色をみせる沼を眺めるだけでもリフレッシュになります。裏磐梯高原へ抜け、バスで五色沼入り口に戻って、再びドライブ開始です。

 ここからは磐梯吾妻レークラインと磐梯山ゴールドラインの2つの有料道路が選べます。私はレークラインに入りました。三湖パラダイスという展望所に止まります。桧原湖、秋元湖、小野川湖と、このあたりでは大きな湖3つが一望できるところです。すこし霞んではいましたが、紅葉の山と湖の景色は一見に値するでしょう。
そして、もう1つの名所、中津川渓谷に着きます。渓谷にかかる中津川橋から上流、下流を眺めましたが、モミジの赤が印象に残りました。時間があれば、渓谷沿いに遊歩道もあるので、どうぞ。裏磐梯、日帰りでは掛け足になってしまうほど、見所はたっぷりあります。
   

 

     

 

 
       
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