青函トンネル


青森 国道339 階段国道!


 

 

◆青函トンネル◆

 ♪は〜るばるきたぜ はこだてへぇ〜♪さかまくなみを のりこえてぇ〜♪
 そう、かつてここ津軽海峡には青函連絡船がありました。学生のころ、周遊券を握り締めて、札幌から本州、四国、九州へと旅に出るとき、必ず連絡船のお世話になりましたが、いまはそう、トンネルです。88年開業ですから、もう17年前。連絡船は年に3、4回は乗ったのに、青函トンネルは通ったことがなかっ た…。ということで、青森から函館まで行って、トンネルを見ようじゃないか。津軽海峡線はたぶん「乗るぞ」と思わない限り、これからもずっと乗らないことになりそうだったので。青森の知人によると、青森側竜飛海底駅、北海道側吉岡海底駅とも見学できるというが「吉岡はドラえもん広場だよ」といわれ、46歳の男1人でドラえもん広場もなあ、と竜飛海底駅見学に決めました。

 「竜飛海底駅・青函トンネル記念館見学コース」は整理券が必要で、指定列車のチケットと一緒に買います。海底駅につくと、見学者乗降用に1か所だけドアが開き、JRの担当者に迎えられます。作業抗に案内されて注意事項の説明を受けます。この日の見学者は2人。ほぼマンツーマンでのガイドになりました。まず、地上の竜飛岬にある記念館に行きます。ケーブルカー「もぐら号」で、斜坑を上り、地上に出ます。乗り心地はお世辞にもいいとはいえません。せっかくトンネル内に降りたのにすぐ地上に出てしまうのにちょっと違和感を感じましたが。記念館および竜飛岬などの周辺散策は時間を決められて自由見学になります。竜飛崎灯台や「津軽海峡冬景色」の歌碑(ボタンを押すと歌が流れる)がありますが、歌詞の光景を味わうなら冬がいいのでは。ここでは日本でただ1つの「階段国道」国道339号線を歩きましょう。がけが急すぎて、下と上の道路をつなげず、階段になったということらしいです。集合時間をみて、いけるところまでにしましょう。帰りは上りですので、余裕を持って。

 さて、見学が終わるとまたケーブルカーで地下にもぐり、本来のトンネル坑道になります。トンネル火災などで乗客の避難所になるのが、2つの海底駅。1000人収容の長いすが並び、トイレや公衆電話などもあります。行ったときは閉館(?)していましたが、小さな水族館もありました。

 トンネル内は暑くもなく、寒くもなく。いたるところから水が染み出しており、通路の下には水路があるようで水の音が聞こえます。いまでもポンプで排水作業をしているといいます。閉所恐怖症ではないので気になりませんでしたが、逃げ場のない海底のさらに地下にいるということを実感しました。次の函館行きをプラットホームにつながる連絡通路で待っている間、青森行きの電車が通り過ぎていきました。音の反響の大きさにも、さす
が開通当時世界最大のトンネルらしい、騒々しさでした。
   

 

     

 

 
       
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