青森・ねぶた祭り


秋田 灯篭祭り


秋田・灯篭祭り

 

 

◆夏祭り・上◆

 青森・ねぶた、秋田・竿灯、盛岡・さんさ、仙台・七夕、山形・花笠…東北の夏を彩る祭りの季節が、やってきます。仙台に赴任していたので、七夕はいながらにして楽しめます。ちょうど、高校野球とも重なるので、休みが取れずなかなか見に行けなかったのですが、駐在3年目、なんとか青森、秋田と見に行ってきました。

 ねぶたは、学生時代の友人に青森と弘前の出身者がいて、時期が近づくと飲みながら、いろいろ話を聞かされていました。ハネトという音場の初めて聞きました。弘前はねぷた、というのも、そのときに知りました。友人は「燃えてくるから」と、必ずその時期には帰郷していたのを思い出します。いま、どうしているかなあ。

 さて、ねぶたはどう見たらいいかも分からないので、青森市内のテレビ局、FM局に出向中の先輩、同期らに教えてもらうことにしました。場所は、某ホテル前。手回しよく、シートも用意してくれています。適当な場所を見つけてシートを敷き、地面に座って、やはりビールを飲みながらの観覧のようです。祭りにはやはり酒がないと、盛り上がりません。

      
       
    青森・昼間のねぶた

 巨大なねぶたが現れ、その後ろについてハネトが掛け声を上げながら「跳ねて」前を通り過ぎていきます。ねぶたそのものは、予想よりも大きく感じ、迫力がありました。題材も、東北地方の民話や伝説、中国の古典などから取っているので、知っているものも少なくありません。ただ、阿波踊りとかのように、もう少し行列そのものが騒々しいかと思っていましたが。ハネトには衣装さえあれば参加できるそうです。私も勧められましたが、かなりハードと聞いて、明日のことを考えてやめました。

 翌日、秋田に移動する前にアスパムに行きました。昼間、ねぶたたちはここの倉庫で休んでいます。夜、内部の電球で浮かび上がるねぶたのもいいですが、明るいところで和紙に彩色された原色のねぶたも1度見ておきましょう。今晩は秋田の竿燈です。

 秋田は竿燈の前に何度か、仕事で行き「竿燈大通り」という通りで行われるということは知っていました。ねぶたと違って、こちらは道路にどこかに陣取ってみるのではなく、竿燈大通りを時折立ち止まりながら歩いて見ました。こちらも思ったより騒々しくはありません。やはり、最大で50キロにもなる竿燈と差し上げる妙技を見せる、見るのが主だからでしょうか。手で差し上げるのはもちろん、肩や額などで竿燈を支える技をそこかしこでやっています。中でも、腰で支えるのが一番の大技だとか。観客も心得ていて、腰で差し上げると拍手が沸きます。やっている方は気持ちいいだろうな。たまに、というか、けっこう頻繁に竿燈が倒れます。ぶら下がっている提灯の火があまり消えないのは不思議でした。

 ねぶたや竿燈は、無病息災、豊作を祈って始まったそうですが、竿燈大通りから少し離れて遠めに竿燈が乱立している情景を見ると、お盆の送り火という印象を受けました。
   

 

     

 

 
       
    日刊スポーツの購読のお申し込み、お問い合わせは 

 朝日新聞山形南部販売 023−623−1196
 メールでのお問い合わせは 
sports@asa-hi.net

もしくは、日刊スポーツ社ホームページ購読申し込みページまで
  http://www.nikkansports.com/koudoku/top-koudoku.html