仙台 榴ヶ岡公園


大勢の花見客でにぎわいます

 

 

◆宮城県の桜◆

 灯台下暗し、とはよく言ったものです。仙台市に3年間、赴任していたのですが、そういえば宮城県内の桜をみていなかったなあ、と思ったのは、3年目の春でした。ちょうど、プロ野球楽天が誕生し、初めてのシーズン開幕直後。広報担当者から「榴ヶ岡(つつじがおか)公園でスタッフの花見をやるのでいかがですか」のお誘い。前々から仙台の桜名所の1つとして名前は聞いていました。ちょうど満開。取材にかこつけて、行ってみました。

 JR仙台駅から歩いて15分ほど、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地フルキャストスタジアム宮城はすぐ先にあります。ちょうど、桜祭りの真っ最中。露店が並び、夜桜用の提灯がかかっています。この榴ヶ岡公園、ソメイヨシノ、シダレザクラが主で約400本ほどあるとのこと。仙台藩4代目藩主伊達綱村が京都から取り寄せて植えたところから始まったという歴史ある名所です。花見客も、それぞれ、花をつけた木の下に陣取り、
盛り上がっています。そういえば、こうした「正しい花見」は最近していなかったので、花見客を見ているだけでも楽しくなってきます。

 「楽天シート」は少しはずれの、けっこう大きな木の下に陣取られていました。ビール片手に「正しい花見」の始まりです。ほろ酔いで公園内をブラつくと、ソメイヨシノよりは、シダレザクラが目立ちます。好みはあると思いますが、シダレザクラが好きな人には見事な並木は一見の価値があるでしょう。

 さて、その夜。仙台の繁華街、国分町で仕事帰りのお決まりの1杯(2、3…杯?)をやり、榴ヶ岡公園の話題になると「西公園も満開だよ」。国分町からあるいても10分ぐらい。榴ヶ岡公園と並んで、仙台市の桜の名所です。ついでだ、ということで、夜桜見物にもいってみました。こちらも、満開の桜と、シートを広げた満員の花見客。市街地の桜は、やはり大勢で酒を酌み交わす「正しい花見」があっているようです。こうした「花見のはしご」ができるのも、仙台市ならではなのでしょうか。
   

 

     

 

 
       
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