青森 尻屋崎灯台


青森 尻屋崎 寒立馬


青森・大間崎のまぐろ記念碑


青森・竜飛崎

 
◆岬めぐり(青森)◆

 フォーク世代の方にとっては「岬めぐり」は、なんとなくロマンを誘う1曲でしょう。私もそんな世代。「岬」という響き、なかなか誘われるものがあります。東北の中でも、青森は下北、津軽両半島があり、海に突き出しているということは当然、岬もあるということ。行ってみました。

 まず、下北半島へ。青森から車で、左手に陸奥湾を見ながら国道279号線を北上。尻屋崎を目指します。尻屋崎へのゲートを通過すると、牧草地があり、いました「寒立馬」が。のんびりと草をはんでいます。寒さに強い農耕馬で、近寄ると確かにがっちりとした馬体。おとなしく、なでても平気でしたが、蹴られることもあるそうですので注意してください。道路も寒立馬優先で、横断中が車も止まります。

 さて、尻屋崎は「本州最北東端」です。白い灯台は高さ32メートルで、レンガ造りとしては日本最大ということです。周辺の海は荒れやすく「難破岬」ともいわれるそう。灯台周辺の牧草地には寒立馬が放牧されているのどかな光景ですが、実は自然の厳しさが秘められた場所のようです。

 次に向かったのが、大間崎。こちらは「本州最北端」です。「大間のマグロ」が捕れるところといった方が有名。岬といっても、海に突き出ている、という感じではありません。道路沿いに公園のようになっており「本州最北端の地」という碑が立っています。また、マグロと漁師の腕?のモニュメントも。記念撮影にどうぞ。私はジャンケンをしましたが。北海道が真近に見え、最北端に納得します。行った日の津軽海峡は波おだやかで、北海道は少し霞がかかっていましたが。付近の食堂ではやはりマグロがメーンですが、ウニやホタテ、旬の魚をはじめ海の幸満載ですので、好きな方はどうぞ。

 大間から下北半島の西側を南下し、脇野沢へ。このあたりは、北限のサルで有名です。今回はサルではなく、フェリーに乗るのが目的。ここから、津軽半島の蟹田へ。なかなかりっぱなカーフェリーです。陸奥湾をぐるっと回る時間が必要ないので、利用客も多いのでしょう。

 蟹田に着くと、もう夕方。竜飛崎で夕日を見る、という最後の目的があります。沈む太陽をにらめっこしながら、一路「津軽半島最北端」竜飛崎を目指します。幸い、初秋の平日だったので道は混んでおらず、日没20分前ぐらいに竜飛崎に着きました。駐車場から灯台のある丘を登ります。途中「津軽海峡冬景色」の歌碑があり、ボタンを押すと歌が流れます。夕暮れの静けさの中では少し場違いですが、思わず口ずさんでしまうのも確かです。灯台まで登るとさすがに少し息が切れます。青函トンネルがこの下を通っていますが、やはり北海道がすぐそこに見えます。20キロ弱しかないとのことです。

 白い灯台が、夕日で赤く染まってきます。天気に恵まれました。水平線には雲がありません。久しぶりに水平線に沈む夕日をながめ、ぼーっとしていました。強風の岬も、この時間はちょうどなぎなのでしょう。ただ、すぐに真っ暗になってきますので、駐車場への道にはご注意を。
   

 

     

 

 
       
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