青森 十二湖・青池


青森 十二湖・沸壷池
 

 

◆十二湖(青森県)◆

 弘前側から白神ラインを通って白神山地を抜けて日本海にでます。ずっとじゃり道だったので、舗装道路になると車の中はやけに静かになり、ホッとしながら津軽国定公園の十二湖に向かいました。まずは十二湖ビジターセンターへ。9月の平日、人はいませんでした。十二湖の成り立ちなどを模型で展示してあります。ちょっとびっくりしたのは、歴史が意外と新しいこと。江戸時代の1704年に起きた大地震でできたといわれています。周辺には散策路が張り巡らされ、ビジターセンターを基点にした道もありますが、もっと先の鶏頭場(けとば)の池から散策することにしました。ここには崩山への登山口もあります。途中の大崩から湖沼が12見えたことから十二湖になったとのことです。

 さて、ハイライトの青沼を目指しました。道は整備されているので軽装で十分。まあ、ヒールの高い靴で行く人はいないでしょうから。青沼はちょっと高くなったところから見下ろす形。事前に「青インクを流したよう」「すばらしい群青色」などと聞いていたのですが、なんとも不思議な色合いです。鮮やかな青い湖沼はいろいろ見てきましたが、こんなに深い青色は初めてで、ずっと見ていてもあきない感じです。見る角度を変えたり、日差しによってまた色合いが変化していきます。水中にブナの倒木が見え、魚も泳いでいたりと、30分ほどボーッと水面を眺めていました。
 
 青沼の脇を上ると、ブナ林の中をいく散策路になります。森林浴をしながら金山の池、四五郎の池、子宝の池、長池などをざっと見て、沸壺の池へ。色味からいうと、青沼よりもこちらの方が好き、という人は多いかもしれません。日差しが当ると、鮮やかなブルーに輝きます。木漏れ日が当たるので、水面に色合いが違うブルーのモザイクのようになり、こちらも不思議な光景。青森の名水100選に選ばれただけのことはあります。「もう少し紅葉が進んだ時期が一番きれいかも」「または新緑の季節だな」などと思いながら、落口の池のほとりにでます。ゆっくり歩いて2時間ほど。沸壺の池の水を使った茶室「十二湖庵」がありますので、せせらぎと鳥の声を聞きながら一服どうぞ。

 あと先になりましたが、海から十二湖へ向かう道の途中に「日本キャニオン」の入り口があります。雨水で浸食されちょっと歩きにくい山道を登っていくと、日本キャニオンの展望所があります。2つあるので、高いほうに行くのをお忘れなく。山肌に白い崖が露出し、凹凸が刻まれています。規模はもちろん米国の「グランドキャニオン」とは比較できませんが、奇観であることは確かです。
   

 

     

 

 
       
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